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スペシャルインタビュー 第5弾 寺田 光輝さん(医学部受験に挑戦する元プロ野球選手)

医学部入試に合格した今も、僕の挑戦は始まったばかり。医師として、人として、目の前のひとりをただ理解したい。

2019年の秋にプロ野球を引退し、翌年の2月から進学塾ISMに勤務しながら医学部再受験の準備を続けてきた寺田光輝さん。あれから1年半後の今夏、みごと東海大学医学部医学科の入試に合格を果たす。

しかし彼には、1年半におよぶ受験生活と進学塾ISMでの勤務の中で、「医学部合格」という結果以上に得られたものがあるという。彼が高校生の頃のことを知り、この1年半の間毎日のように彼を見つづけてきた進学塾ISM高校部の森蔭にその思いを語ってくれた。

 

 

自分には何もない。何者かになりたい。なれるかどうかではない。ならなければいけない。

森蔭 東海大学医学部合格、本当におめでとうございます。合格の知らせを聞いたとき、自然と涙がこみあげてきました。ご自身の受験準備も大変な中、受験に旅立つ前日までいつもと変わらずISMの子どもたちに接していただく様子を見ながら、感謝の気持ちと同時に一抹の不安を抱いていました。「合格しました。」の声を聞いて、その思いが溢れてしまいました。

 

寺田 ありがとうございます。そして、ご心配をおかけいたしました。合格通知が届くまでは僕も不安で仕方ありませんでした。受験準備を始めて1年間は合格する手応えのようなものは全くありませんでした。過去の入試問題を解いて正答率が5割を超えられるようになったのは今年の春頃で、合格するまでにあとどれくらいかかるのか皆目見当もつきませんでした。そのような状況の中、最後の数か月で合格レベルにまで学力を引き上げることができたのは、逆説的になるかもしれませんが、僕には何もなかったからだと思います。プロ野球を引退して、初めて社会に出て、自分の無能さを思い知らされました。それが悔しくて、「何者かになりたい」という思いでISMでの仕事も、受験勉強も必死でやってきました。そんな中、僕以上に必死にもがいている高校生の姿を見て、いつかは医師になれるだろうと思っている自分が恥ずかしくなりました。彼らに負けてはいられない、医師になれるかどうかではない、ならなければいけないと強く思うようになりました。

 

「誰かのために闘う」ことで勇気をもらえる。「自分はひとりじゃない」ことの本当の意味を知った。

森蔭 なるほど、子どもたちが寺田さんに力をくれたわけですね。私は子どもたちこそが自分を映す鏡だと思っています。寺田さん自身が真剣であるからこそ、子どもたちも真剣で、寺田さん自身が彼らに力を与えているからこそ、彼らからも力を受け取ることができたのだと思います。私は日々あなたを見ながらそのように感じていました。

 

寺田 そう言っていただけるととても嬉しいです。でも、僕は先生のやられていることを見て、ただそれを真似ただけです。ISMで勤務を始めた当初、「先生がいれば僕は必要ないんじゃないか?」と思いました。初めは何をどのようにするべきかわからず、とにかく見様見真似でやってみて、それで少しずつ生徒たちとの信頼関係が築けるようになり、そこからやっと自分の役割のようなものが見えてきました。どうしてもできてしまう先生方と生徒とのほんの少しの隙間、もしかしたらそれを埋めることが自分の役割じゃないかと思い、先生方と生徒たちをつなぐ行動をとるようになりました。

 

森蔭 ありがとうございます。本当に助かりました。また、寺田さんと子どもたちとの様子を見ていて、私たちもあと一歩、あと半歩だけでも今以上に子どもたちに近づくべきではないかと気づかされました。子どもたちの表情、声色、目線までしっかりと観察して彼らの心に寄り添う。そうやって大人は子どもたちの力になっていくものだと思います。彼らに与えた力はその何倍にもなって返ってくるのですから。

 

寺田 おっしゃる通りです。僕はそのことを今回の入試当日に体験しました。英語の試験の長文問題が過去の問題と比べて非常に難化していて、どうしていいか分からずパニックに陥りました。そのとき、頭にい浮かんだのはISMの生徒たちのことでした。自分には応援してくれる生徒たちがいる。それなのに、こんなところで諦めていては彼らに申し訳が立たない。「彼らとともに、彼らのために闘おう。」と再び闘う勇気をもらえました。そうすると肩の力が抜けて平常心を取り戻すことができました。「自分はひとりじゃない」ということの本当の意味を知った瞬間でした。

 

正解は求めない。たとえダメでもいい。人生をかけて立ち向かうべきものを見つける。

森蔭 それは本当に貴重な体験をされましたね。私たちは学習塾である以上、授業を通して他では学べないものを伝え、その結果成績を上げ、入試合格に導くことが当然の使命です。そのうえで、関わった子どもたちが入試会場で試験に立ち向かうときに、私たちの存在を力に変えてもらえるようになることこそがISMで実践していることの究極だと思っています。そのためには子どもと真剣に向き合わなくてはなりません。そして、彼を理解することです。そのことを毎日毎日少しずつ愚直にするしかありません。

 

寺田 僕が今まで生きてきた世界は、自分自身のために努力し自分自身の力を高めるだけの世界でした。だからこそプロ野球を引退したとき、次は自分の持てる力が何なのかを知りたい、そしてそれを何かのために誰かのために役に立てたいと思いました。ISMでの1年半の勤務を通して、その道筋が少しは見えてきたように思います。だから僕にとって医師というのはひとつの形にすぎません。僕が人生をかけてやるべきことは、目の前にいる「ひとり」を理解し、その「ひとり」に人として関わりつづけることです。その意味では先生方がISMで実践されていることと同じことです。僕の人生の挑戦は始まったばかりです。だからこそISMの生徒たちには正解を得ることを急ぎ過ぎないでほしいと思います。もしかすると正解など無いのかもしれません。正解を求めることよりも、時間はかかるかもしれませんが、人生をかけて立ち向かって、たとえダメでもいいと思えるものをつかみ取ってほしいと願っています。

 

森蔭 本日はありがとうございました。1年半の間、本当にお世話になりました。寺田さんが私たちISMに残してくれたもの、私たちに気づかせてくれたことはこれからも大切にしていきます。そして寺田さんがこの1年半で変化したように、私たちも変化しつづけます。一人でも多くの「ひとり」を理解すること。そのことが私たちISM の使命であるということを心に刻んで、これからも子どもたちと関わりつづけたいと思います。ISMを子どもたちが「一生懸 命に楽しむ場所」にできるように。

 

 

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