進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

みなさんこんにちは、小中部の大川です。
先週は保護者懇談会、大学入試研究会とISMのイベントにご参加いただき心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。
保護者懇談会で各家庭での様子をうかがいながら、それぞれの子たちの成長を実感します。
「家では口ごたえばかりで・・・」という子も、ISMではしっかり授業を受けてくれています
ISMではしっかりもののあの子が、家では甘えんぼうな一面が、というエピソードもありました。
子どもは保護者に「依存と反抗」を繰り返しながら、自立に向かって発達していきます。
「乳児期から始まって、幼児期、児童期、学童期、そして思春期、青年期と、どれほど安心して、親に依存と反抗を繰り返してこられたかということが、その後、人間としての健全な社会的人格を成熟させていくことに、深くつながるのです。」
これは、児童精神科医の佐々木正美さんの言葉です。
困り苦しんでいるときほど、子どもは自分自身の気持ちに寄り添ってくれる「保護者」を強く求めていると感じます。
もちろんその「保護者」たるは、なにより親でしょう。
しかし、わたしたち塾講師や学校の教師にも求められる役割です。塾ではもちろん学びをサポートし、成果を実感してもらうことを第一に指導しています。そのうえで、児童期、学童期、思春期の子どもたちに関わる者として、「教育者」の視点と「保護者」の視点を持って、子どもたちを見守っていきたいと考えています。
自分自身、家に帰ると小3と小1の子を持つ母親です。
親以外のたくさんの「保護者」に見守られ(みなさん助けてくださって本当にありがとう)、うちの子たちも大きくなりました。これからもいろんな人とのかかわりの中で、ひとを信じることを学んでいってほしいと切に願います。
みんなから「先生」と呼ばれる仕事をしていると、うっかり「教育者」全開で家に帰ってしまうことも。
甘えもわがままも理屈で処理してきた気がするなあ・・・
最近、「お母さん」と呼ばれるにふさわしい心持ちに意識して切り替えるよう努めてます。
わが子に安心して、依存し反抗してもらえる母めざします

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