講師ブログ

皆さん、寝不足気味ではないですか？　小中部の坂本です。
私は連日連夜の放送についていけず、もっぱら録画で祭典を楽しんでいます。

そもそもオリンピックとは？

スポーツを通し、さまざまな国・文化等の違いを乗り越え相互理解をし、友情・連帯感・フェアプレーの精神をもって平和でよりよい世界の実現に貢献するためにスタートしたものです。

現在のオリンピックへの懸念

社会が情報化で支配された現在、競技結果等への不平・不満を簡単に世界中に配信することに不安を感じます。

むしろ平和の祭典期間の毎日が「あれは誤審だ！」「どこどこ贔屓だ！」など大会運営への批判から始まり、ひどいところでは選手への誹謗中傷など、ひと昔前の祭典とは様相が大きく「歪んだ祭典」に偏向してきたように思えてなりません。

日本においても「～魂」「～精神」など日本流礼節や根性論をあまりにも前面に出しすぎて、日本を一気に背負わされる選手たちも本当にかわいそうだなと思ってしまいます。

「勝てばチヤホヤ負ければボコボコ」な世の中など望みません。選手は皆この大会のために日々努力してきたのですから、選手全員に温かい拍手を送る世の中になってほしいです。

ギスギスした世界からの脱却、本当の意味での平和を追求できる祭典にしたいですね。

 ●おまけ

このショットは３０年ぶりに開花した志摩市の「リュウゼツラン」です！

（注）日本の気候では３０年～５０年に一度開花し、その後は枯死してしまいます。枯死の寸前に子株を根本に作り子孫を残すそうです。すごいですよね！！！

皆さんにとって、有意義で素敵な夏休みになりますように