講師ブログ

春の息吹が感じられる季節になりました。
「一雨ごとに暖かくなる」
との言葉通り、日に日に太陽のパワーの強まりを感じます。
どの子もみんな、４月から始まる新学期にわくわくと胸を躍らせながら、新しいシーズンを迎える準備をしていることでしょう。
また、受験シーズンもようやく収束を迎えようとしていますが、受験生の皆さんは「入試」を通じて得たこと、気づいたこと、たくさんあったことと思います。
念願の志望校に合格した喜びと達成感に満ち溢れている人もいれば、悔しい涙を流した人もいるでしょう。
私は「入試」体験によって「入試まで」ではなく「入試後から」の気持ちの切り替えを大切にしていってほしいと思います。
アメリカの教育者のウィリアム・アーサーの有名な言葉に
「成功者とは、成功しようと決心し、努力した人である。
失敗者とは、成功しようと決心し、願った人である。
明らかな失敗者とは、決心ができず、待った人である。」
というものがあります。
ここでいう成功者も失敗者も「動いた人」であるということ。
結果はどうであれ、行動を起こしてこそ、人としての努力の意味があるということであると思います。
今まで向けていた気持ち、行動の先を今度はどこにシフトしていくのか、「入試」が終わったから立ち止まるのではなく、常に動き続けること、を大切にしていってほしいなと思います。
春は出発の季節です。
何年後か先の自分の理想なる姿をビジョンに描き、新しい第一歩を踏み出していってください。
小中部　山本