進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

今年も「志望校突破セミナー」を無事に開催することができました。ご参加いただいた皆様には、社員一同心より感謝申しあげます。
 今年は、「将来を見据える」というのが全体のテーマでした。これは、私にとっても非常に刺激的なテーマで、改めて指導方針を考える良い機会になりました。
 
 最近は国民的歌手の引退、そして、20年以上続いたテレビ番組の終了が発表され、一つの時代が終わることへの寂しさと、新しい時代へと回りはじめていることをひしひしと感じております。変化の中でも特に気になるのは、やはり2020年の大学入試改革ですね。実際のところ、小学生や中学生では、今の学習で頭がいっぱいで大学入試なんてまだまだ・・・と思っている人の方が多いのではないかと思いますが、この意識の差が将来に及ぼす影響は大変大きなものだろうと思います。
 今回の突破セミナーでも、変革に対応するためには、早く情報を入手して早く動き出すことが鍵だという話が出ました。つまり、必要とされているのは「積極性」です。そこで、小学生や中学生のこどもたちには、「今の自分に必要なことを自分で見つけてもらう」ということを特に意識をして指導しています。しかし、全面的に子どもの自主性に任せるというのは危険です。中には自分の好きなことや得意なことにしか目がいかなかったり、面倒なことを避けようとする子もいます。そういう子の軌道修正をするのが周りの役目だと思うので、毎回注意深く子どもたちを観察しています。そして、軌道修正ができるほどの関係性を構築することが私たち教育者にとって最も重要なことですので、子どもとの信頼関係の構築のために毎回とても神経を使っているつもりです。
 
 時代が変わったとしても、教育が変わったとしても、最も重要なのはやはり講師と生徒との距離であり、信頼関係ですね。どんなテーマを考えても、いつも最後にはここに落ち着いている気がします。
 これからの時代に求められる人間像は何か、それは時代によって違い、それによって教育の在り方も変わってきます。今後も教育の形はどんどん変化するでしょう。だから、アンテナをしっかりとはり、確かな情報の収集、そして発信をして、変化にいち早く対応していける講師でありたいと思います。同時に、これからも変わらず子どもたちとの良い関係づくりに尽力したいと思います。
しかし、どうにもうまくいかないこともありますので、そこは、色んなキャラの講師がいるISMとして、スタッフ皆で助け合って、将来を見据えた指導をしていきたいと思います。
 
                                                                      小中部 世古

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