進学塾ism

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講師ブログ

 高校部の角谷です。
 高校部では昨日、一昨日の2日間で今年度のセンター試験があり、高校部職員も試験会場の方に受験生の応援に行って参りました。例年天候不良による交通機関の影響などがあり心配していたのですが、当日は天候も良く絶好の受験日和りでした。
会場前で生徒を待ち構えていると歩いてくる受験生たちの様々な表情を見ることが出来ました。普段通りに明るい子、いつもより意気込んでいる子、緊張で今にも泣き出しそうな子、
しかしそのどれもが今まで頑張ってきた「受験生の顔」であるように見え、なんだか見ているこちらまで気が引き締まる気持ちでした。
 思えば去年のセンター試験の時に、同じ光景を見ながら「来年はどうなるかなあ」などと感じていた覚えがあるのですが、というのも自分がこのISM高校部にお世話になることになったのがちょうど3年前のことでして、今年の受験生が自分が初めて1年生から授業を担当にした学年でしたので、どうしてもこちらの思い入れも強くなってしまいます。今でも1年生の初めての授業の時に教室の扉を開けた瞬間の生徒たちの顔をよく覚えているのですが、それが3年経った今、受験に向かう生徒たちの表情と比べると、3年間でこんなに成長したのかと驚くほどに凛々しく頼もしい顔をしてくれるようになった事に目がしらが熱くなりました。
 生徒とのたった3年間の時間の中で、自分が生徒に何を伝えられるのか、どれだけ生徒に必要なことをしてあげられるのか、それはおそらく私達にとって一生100点を取らせてもらえない問題なのだと思います。それでも私達は常に1点でも多くと求め続けていく姿勢で生徒と向き合います。そういう意味では私達も受験生と同じ立場なのだとも言えるのかもしれません。なので、まだここから私立大学の一般入試、国公立大学の二次試験と続きますが、最後まで生徒たちと一緒に全力で走り続けたいと思います。

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