講師ブログ
2011年3月12日
啓蟄
高校英語担当の磯和です
啓蟄(けいちつ)
地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくる頃(暦の24節 気のひとつで、3月6日頃)。
この時期に動き出すのは虫だけではない。受験勉強を始めなければと意識しだした高2生もそうだ。折しも啓蟄の頃は国立前期試験の合格発表の時期と重なることを考えると、啓蟄は大学受験を終え新たな第一歩を踏み出そうとする高卒生や受験勉強を始動した新高3生を感じさせる「受験の季語」のようなものかもしれない。
受験勉強に乗り出したらぜひ意識してほしいことがある。それは「第一志望に合格する」と決意し、こだわること。この強い思い(思い入れ)があれば、受験までに様々な困難に直面しても乗り越えることができ、自分の潜在能力を伸ばす原動力となってくれるにちがいない。
大学受験という「知」の格闘に挑み勝ち残るには、気持ちの部分で他者に負けてはならない。
啓蟄の時期は決意の時期でもあってほしい。