講師ブログ
2022年12月2日
大そうじ
高校部の奥山です。
今年も残すところ1ヶ月となりました。師走です。
毎日時間の流れは同じスピードですが、何故か12月は字の如く走り抜けるように過ぎ去っていきます。12月といえば、思い浮かぶのが大そうじです。
大そうじの始まりは平安時代だといわれています。平安時代の宮中では、12月に一年の煤を払い神様を迎えるという行事が行われていました。この行事を煤払い(すすはらい)と呼び、現代の大そうじの由来となっているそうです。ではなぜ年末に大そうじを行うのでしょうか。
それはお正月の神様である歳神様(としがみさま)を迎えるためです。歳神様は新年に来てくれる幸せの神様といわれており、失礼がないために家の中を清める必要があるとされています。そのため年末に大そうじをして、家をきれいにする必要があるわけです。
つまり、大そうじというのは新年に歳神様を迎える準備であるということです。
みなさんも勉強机の周りをそうじしてみてください。勉強の妨げるものは視界に入らない場所に片付け、机の上を整理整頓してから勉強を始めるのがポイントです。特に必要がなければスマホの電源を切って別の部屋に移しておくか、機内モードにしておきましょう。これだけで集中力が格段に上がります。整理整頓されていない環境での学習は集中力が低下します。
気持ちの良い状態でぜひ学習に打ち込んでみてください。