進学塾ism

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講師ブログ

こんにちは、高校部英語担当の外村です。

あっという間にGWが終わってしまいました。

こういった連休になると「インプット(本を読んだり、何かしらの体験を通じて新しい情報などを身につけること)」の大切さに改めて気付かされます。学生時代に比べて、社会人になると何かに追われていない時間、本当に自由な時間を作るのが大変です。

というわけで、今回の休み中には本を数冊買いこみ、1日1本映画を観るという有益な時間を過ごすことができました!

ちなみに今は、少し前に日本でも話題になっていたユヴァル・ノア・ハラリによる「サピエンス全史」の英語版を読んでいます。元々はヘブライ語で書かれた本作は、同著者によって英語版も出版されています。

本作は、私たちホモ・サピエンスが、これまでどのように変化してきたのかという歴史を短くまとめた一冊です。

前半部分では、人類が他の生物と異なる点として、「言語」、そしてそれによって「人類は存在しないものを創造し、それを信じることができるようになった」という話が展開されます。「神話」から「法律」「階級」といったものまで。

目に見えないものを創造し、良くも悪くもそれらに囚われてしまう人類について考えてみるきっかけにもなるようなテーマです。

後半部分はまだ読めていませんが、どうやら「生物学的に可能なのに、文化が禁ずる」というような現代には欠かせないテーマも語られていくようで楽しみです!

そして最後に、本作の英語版……メチャクチャ読みやすいです。

マス層に向けて書かれたものなのでもちろんですが、日本の高校生でも頑張れば、大学生くらいであれば読めるのではないかというくらい読みやすいです。

英語の本を読んでみたいという生徒にはおすすめできる一作かもしれません。

(最初の本にしては少しボリュームがありますが……)

高校部 外村

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