講師ブログ
2010年8月16日
幸せな時間
まだまだ暑い日が続きますが、みなさんお元気ですか??食欲は旺盛ですか!?
夏バテとは無縁の、小中部の山本真梨奈です。
この夏期休暇中に神戸に行ってきました。地元の友達(T)がシェフの見習いをしているので、久々に会おう、というのは口実で単においしいものが食べたかったのです。
シェフ見習いのTは当然、気になるお店をいつもチェック済み。そしてTが勤めているビストロのシェフが、おいしいと言っていたお店へ行くことになりました。
フレンチでかなりの高級感…。(20代の女性2人で行くところではない…汗)
しかも私たち、超カジュアル…。しかし大丈夫、大丈夫!!ランチなら大丈夫。きっと受け入れてもらえるハズ。若干お店のスタッフさんの目を気にしながら、メニューを見て、『やっぱり…。ランチで良かった!ランチで!!』ランチと言っても一番安いコースで3500円…。アラカルトなんて、1品の値段がランチの倍以上!!!ディナーなんてとんでもないですな。
言うまでもなく1番安いコースを頼みました。
白いお皿の真ん中にきれいに盛り付けられた料理がポツン…。そんなのが前菜、スープ、メイン、デザートと絶妙なインターバルでやってくるのです。(このインターバルのおかげで満腹中枢が満たされるわけですね)味は当然、おいしいに決まっています!!この値段でドーンと提供できるわけですから…そして、プロがおいしいと言ったお店なのですから!!!
なかでも驚いたのが、桃とセロリの冷静スープ。
桃とセロリ…。これにはTも驚きの表情。セロリのスープに角切りの桃がそのまま入っているのですよ!!ドキドキしながら食べてビックリ!
『セロリ濃ぉっ!!桃と合うー!!おいしーい!』
思わず大興奮してしまいました…。
『はぁー幸せ。こんなにおいしいもの食べたらまた頑張ろうって思うなぁ…。』
仕事が忙しく、真剣になればなるほど、こんな些細なことが楽しくそして幸せなんだって改めて実感し、しみじみとしていました。
そしておかわり自由のパンをちゃっかりおかわりして大大大満足で会計をすませ、店を出ようとする私たちに、
お店のオーナーが
『お客様、少々お待ちください。シェフからお話があります…』
何!?なんかした私ら?なんか失礼なことしてしまいましたか??
と、一人勝手にドキドキしていると、オーナーが
『同業者の方ですよね?ぜひシェフがあいさつをしたいと言うので…』
なーんや、よかったよかった。しかしなぜTが同業者とわかったのだろう?わかるような話もなにもしてないのに・・・。
怖いくらいの洞察力。
ベテランっぽいシェフがやってきて私たちにペコペコ。(私は全くの素人)周りのお客様もこの2人は何者だという目でじろじろ。店の外まで2人に見送られ、少しVIP気分を味わって帰りました。
幸せな時間を過ごし、たっぷり充電できたので、また思いっきり元気に頑張っていきたいと思います!!!