講師ブログ
2011年2月14日
人生の選択と決意
高校数学担当の青木です。
今年のセンター試験も終わり、今年の入試も本格化してきました。高3生の皆さんは、委縮することなく堂々とそれぞれの思いを入試会場でぶつけてきてください。
大学入試は、人生の大切な決断の場です。
人生には選択と決断がつきまといます。
大学入試で人生のすべてが決まってしまうことは全くありませんが、高校生にとってはそう感じてもおかしくない勝負の場です。
どんな決断をしてもやり直すことも違う道を歩むこともできます。
ただ、自分がこれだと思った道をまっすぐ歩める人は幸せです。
私は、教育という道を選び、その選択に間違いがなかったと実感しています。
私の人生の使命としては、高校生に教科の本質に基づく「本物の学力」を育てることだと思います。小手先のテクニックやトリッキーな解法では、人生の中で直面する多くの困難な問題に対応できないからです。夢実現も絵空事に終わってしまいます。
そして、教科の本質には、感動があると思います。
あるテレビ番組で、ねぶたの作製をされておられる方がこう言われていました。
「感動を伝えるためには、自分自身が感動しなければならない」
この言葉をかみしめ、感動を互いに共有するために「知の格闘」を高校生とともに一生涯、続けたいと思います。