講師ブログ
2011年12月12日
高校26年生より
こんにちは,高校数学担当の森蔭です。
とうとう12月です。推薦入試の結果も出揃いました。そして,センター試験まであと33日です。高校3年生の諸君は,ただ前のみを見つめなさい。新田先生の言うように,ここからは「攻める」のです。「やりたいこと」は山ほどあるでしょうが,焦らずその中から「やるれること」を選択しなさい。「一点突破、全面展開」です。
ここまで来て,周りに流されてはいけません。そして何より自分の中にいる批評家に負けてはいけません。実際に闘うのはあなた方自身ですし,実際に闘ってきたのもあなた方自身なのです。今一番大切なのは,過去を振り返るのとではなく,そのままの自分を認めることです。
最後に,23年前の大学入試で私が制服の内ポケットに忍ばせた言葉を贈ります。
「重要なのは批評家ではなく,また権力者がいかに失策したか,どうしたらもっとうまくやれたかを指摘する人間ではない。認められるべきは,実際に闘いの舞台にいる者たち―その顔がすすや汗や血で汚れた者,勇敢に闘う者,過ちを犯してもへこたれず何度も立ち上がる者,熱い血をたぎらせ,ひたむきに努力し,価値ある目的のために自らを捧げることのできる者なのだ。その結果,運の良い者は勝利の美酒に酔い,また運の悪い者は果敢に挑戦したにもかかわらず敗退する.勝利も敗北も知らない,あの冷たく臆病な魂の持ち主たちは,彼らと肩を並べる資格などない。」 (セオドア・ルーズベルト)