講師ブログ
2014年11月12日
「あきらめない」こと
みなさん、こんにちは。
小中部の大川です。
体育祭、文化祭、学力テスト、定期テストとISM生にとっては大忙しの秋ですね。
みんな充実した時間を過ごしていますか?
学力テストでテスト監督をしていたときのことです。
テストも残り時間5分になりました。
今回のテストは難易度が高かったのか、全体的に時間が足らない様子。
「残り時間5分!」告知後、教室全体の緊張感が高まります。
そんな中、鉛筆を置いてテストの問題用紙をうらがえした子がいました。
終了後、答案を見てみるとその子の解答用紙には空欄が…。
あとで本人に「なんで埋めなかったの?」と聞いてみると、
「むずかしかった」「わからんだ」という言葉が。
「わからんなりにも、記号とか埋めてこうな。」
わかったような、わからんような顔でその子は帰っていきました。
あきらめてしまう子の多くは本当は負けるのが嫌いな子なのではないかと感じます。
勝てないのなら、やっても仕方ない、そんな空気を彼・彼女らはまとっています。
実は、わが子もそのような雰囲気を醸し出してきます
1か0で勝ち・負けをとらえるのではなく、1から100までのなかで
どれだけ自分を高めていけるか、そんな風にテストをとらえ直させていきたいです。
わかろうとすることをあきらめずに、最後までやろうとする気持ち。
ぜひとも、みんなに持ってもらいたい
こちらもあきらめずに声かけしていきます。
受験生にとっては勝負のときが近づいてきました。
朝晩の寒さが冬の訪れを感じさせる今日この頃、
体調管理に十分気をつけて一日一日を気を引き締めて過ごしたいものです。