講師ブログ
2017年5月15日
個別指導会
新緑が目に美しく、過ごしやすい季節になりました。
新学期が始まり、どの子にとってもそろそろ新しい環境に慣れ始めたころではないでしょうか。
さて、先日、個別指導で指導に当たってくれている非常勤の先生たちの定期研修を行いました。
5時間にわたる長い時間でしたが、どの先生もみんな真剣に、そして情熱をもって参加してくれました。
研修の中で、担当している生徒一人一人についての分析、共有をしました。
「自分からはなかなか話ができない子なので、こちらから顔の表情をいち早くキャッチできるように常にアンテナをはっておく。」
「まだ緊張している様子なのでリラックスしてもらえるように楽しい空気を作っていく。」
「テストのやり直しに力を入れて、今後同じ間違いをさせないようにする。」
「その場で理解できても次の回では忘れているので、つなげていけるようにテストと宿題の出し方を工夫する。」
どの先生を見ても、担当している生徒一人一人への熱い思いにあふれ、どうやって関わっていくのかについて考えをめぐらせている姿にはこちらが舌を巻くほどで、うれしく思いました。
私たち個別指導会は生徒1人に対して、授業担当の先生と学習進捗管理を行う先生とダブルでサポートしていますが、このような研修を通じ、担当の生徒でなくても、全スタッフが個別指導に来てくれている生徒たちのことを共有することによって、もっときめ細かな気遣いや子どもたちへのかかわりをより向上できるように努めていきたいと思っています。
小中部伊勢校 山本亜弓