進学塾ism

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講師ブログ

高校担当の磯和です。高3生のみんな卒業おめでとう!
早いもので、もう3月。入試も終わりを迎えようとする中、いろんな思いが交錯する。
「おめでとう」「ありがとう」「悔しい」「申し訳ない」「頑張るわ」
第一志望に合格した生徒、第一志望でない大学に進学する生徒、もう一度受験にチャレンジする生徒。一人一人の顔を見るとこんな思いがふつふつと湧き出てきた。
第一志望に合格して、満面の笑み。とても輝いている。この瞬間は僕らにとって一番のプレゼント。ありがとう!
第一志望でない大学に進学、もう一度受験にチャレンジする生徒の顔。曇り空。その表情を見る度に
「あのときもっとやってあげれたんじゃないのか」
「もっといろいろ相談にのってあげれたんじゃないんだろうか」と悔しさと申し訳なさがこみ上げる。受験の厳しさを痛感させられる。
曇り空の生徒の顔。それは毎年僕ら教える側に出される課題なのだと思う。一人でも多く、曇り空を晴天にする課題。それは一日でどうこうできるものではない。ああでもないこうでもないと悩みながら、授業にテキスト作成に日々奮闘しなければならない課題だ。背伸びをせず、今自分ができることを一つずつ積み重ねていこう。そう決意した。
 決意するのは僕らだけじゃない。生徒も同じだ。
先週、受験に再チャレンジする生徒と出会った。一年ぶりだった。センターに失敗して自分の希望する大学に行けなかったが、彼の眼差しは力強かった。「来年、必ず●●大学に合格します。で、高校の理科の先生になります!それが僕の夢です」。「夢」を語る者は力とエネルギーが満ち溢れている。この生徒は僕に「強い気持ち(情熱)」というプレゼントを与えてくれた。元気付けられた。
「絶対合格せーよ、ほんでありがとう。俺も負けんよう頑張るわ」そう心の中でつぶやいた。
来年、彼とまた同じ所で会うことを約束した。次会うとき僕は彼と喜びを共有したい。そのためにも一歩一歩課題に取り組んでいきたい。

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