進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

小中部 世古です。
まだ秋が始まったところなのに、インフルエンザが大流行です。一体この冬はどうなるのでしょうか…。
皆さん、まずは予防です!!早めの予防と症状が出たら早期受診を心がけましょう。周囲にうつさないための配慮にも心がけましょう。
さて、今回は、「現代っ子」のお話です。
ある雑誌にこんな記事がありました。
「現代っ子は、意欲も体力もなく、いつもブツブツ不満を言う。大切に育てられすぎてわがままであり、正しい敬語を使えなかったり、目上の人間を敬うといったことを知らずに育っている。そして、子供らしい夢やたくましさに欠け、現実的でこまっしゃくれた考えを持っている。 」
 耳の痛い言葉ですね。教育に携わる者として、このような批評を耳にすると、自分のあり方も考えさせられる思いです。そして、イズム生の顔ぶれがふと頭に浮かんできました。イズムに現代っ子。う~ん・・・1、2、3・・・・いないこともないかなぁ。
最近特に気になるのは、「ブツブツ不満を言う」というところです。
不満を言うのは、人をうらやましく思っている証拠で、自分に自信がない証拠でもあります。そういう自信のなさを、不満を言うことによってごまかしているのだろうと思います。
でも、あの人に比べて自分は不幸だ、なんて絶対思わないでください。誰しも欠点があるのは当たり前で、人がどのような悩みを抱えているかは当人にしかわかりません。
人はどうしても、「なぜ自分がこんな目にあわなければならないのか。」と思ってしまいますが、運命を恨み始めると、周りの人や物が次々と恨めしくなってきます。心を恨みの連鎖にしてしまわないために、自分が受けている恩を数えてみるべきです。私たちは気付かないうちにさまざまな恩を受けて生きています。不幸に見舞われたときはなおさらです。自分に不都合なことがあれば、それをなんとかしようと自分で努力してみることも必要だと思います。
偉そうに語ってしまいましたが、これは日ごろ私が気をつけていることでもあるので、是非、現代っ子のみなさんにも聞いてほしいな~と思いました。どうせ同じ時間を過ごすなら、不満を持つ時間より、前向きに生きる時間の方がいいですよね。結果的に、私はよく、悩みがなさそうとか言われるのですが、これでも色々考えて生きています(^^)v
現代っ子の皆さん!もっと心勝りする人になりましょう!!!
優しいことがすぐれているわけでもない。努力家が偉いわけでもない。本当に心勝りする人は、自分自身の心の中にちゃんとルールを持っていて、昨日の自分より勝っている。今日の自分に喜びを感じることのできる人だと思うのです。
♪ ひーらいた ひーらいた 何の花がひらいた れんげの花がひーらいた ♪♪
わらべ歌でうたわれているれんげは蓮のことだそうです。
濁った泥の中で育ったにもかかわらず、信じられないほど清らかで美しい花を咲かせる蓮の花。自分の不遇を嘆きたくなったときに、思い出してみるといいかもしれません。こんな花もあることを・・・。

ページトップに戻る