講師ブログ
2010年5月24日
失恋ではありません。
小中部の世古です!!!
暑かったり、寒かったりとなかなか気温が安定しませんが体調を崩されていませんか。
この頃は出かけるときにちょっと服装に悩む季節ですね。人にとって気温の感じ方はさまざまですので、町を歩く人々の様子もさまざまです。
しかし、夏は確実に近くまできていますね
そんな季節の訪れを感じ、心機一転!ということで、思いついたが吉日、長かった髪の毛を突然バッサリと切りました30センチほど
自分では、また新しい気持ちになれることに心ウキウキと美容院の扉をくぐったのですが、隣に座ったお婆さんに、この私の思い切りをえらく心配されてしまいました。
イズムでも、子どもたちに「先生、失恋したん?!」などと驚かれました。あまりにも多くの人に、「何かあったん?」「大丈夫?」と声をかけられるので、髪を切るということの反響の大きさに驚きました。
私は昔から髪の毛を切るときの、あのさっぱりとした気分が好きで、何もなくともバッサリと、思い切りよく髪を切る方でした。何もなくとも・・・。
しかし、人が髪を切るという行為は失恋などの思いを断ち切ることの象徴として、昔から特別な意味をもって捉えられてきました。
その昔、身分の高い女性は夫が死ぬと髪を切って仏門に入ったという話を聞いたことがありますが、『失恋=髪を切る』というルーツはそこからきているのでしょうか。
確かに、単なる気分転換だけではなく、心が引き締められる思いです。
そんな風に考えると、私にとって髪を切るということは、自分で自分の心をコントロールするための、一つの知恵なのかもしれません。
槇原敬之さんの歌に「人は髪を切る前、きっと何かを片付ける」という歌詞があったのを思い出しました。その歌詞ほどではありませんが、長い月日を共に過ごした髪をバッサリと切り落とすことで、気持ちをリセットし次に向かう!
前向きである証拠なのですやっぱり気持ちが良いものですね。皆がこんなに驚いてくれるとなおさらです。
『大胆、また大胆、そして常に大胆』
さて、つぎはいつどんな髪型にしようかな~