講師ブログ
2013年11月13日
面接
11月も中旬にさしかかり、一気に寒くなってきました。真冬ほどは気温が低下するわけではないのですが、急激な気温低下に体がついて行かず、あちこちで風邪が流行っています。
さて、11月といえば、高校3年生の公募推薦の時期です。一般入試(1月2月3月)とは異なり、公募推薦では面接を課してくる大学がたくさんあります。そんな大学を受けるにあたって、受験生は受験勉強と並行して面接対策をしていく必要があります。ISMの生徒達も、面接対策を万全にしようと、日々面接の練習のために校舎に来てくれます。
面接の基本。もちろんマニュアル本には、いくつか載っています。マニュアルに載っているものは大抵、最低限の約束事。基本事項です。この基本事項をおさえてようやくスタートライン。ここからが個人の魅せ方にかかってきます。私は面接を受ける生徒たちに、最低限必要なアドバイスとして、「相手(面接官)に、自分の言っていることを具体的にイメージしてもらえるように話をすること」と言っています。相手の頭の中に、具体的なビジュアルを描くように話の内容を考える、これはコミュニケーションの基本ですよね。下準備をあまりしなかった場合、話の内容は漠然としたものになり、漠然とした内容は同じ大学・学科を志望するすべての人に当てはまり、他人と同じ解答を生み出してしまいます。自分ならではの、より具体的な内容を考える。それは、自分の将来を具体的に想像し、それに近づく一歩なのです。
自分の将来を想像し未来のビジョンを明確にする。こんなことが高校3年生の段階でできる人は、大学の名前、偏差値にかかわらず、必ずなりたい自分に近づけるようになります。
私は面接対策を通じて、生徒一人ひとりの「なりたい自分」を発見し、それに近づくお手伝いができればと思っています。
私自身、過去に面接では苦い思いをしてことがあります。なかなか、手ごわいものでした。でも、今では本当にいい経験をしたと自負しています。
面接の練習をしているみなさん、そして、未来の高3生!面接はそんなに嫌なものではありません。
一緒に頑張っていきましょう。
高校部、薗川でした。