講師ブログ
2019年11月15日
高得点をとるために(数学編)
小中部 理系担当の松島です。
今週、ISMでは学力テスト期間、来週からは中学生は定期テストが始まってきます。いつも採点していて思うことは、Aくんは「10点損したな」とか、Bさんは「もっと点数取れたのに…」ということです。これは、定期テストや模試だけでなく入試にも直結することなので、今回のコラムのテーマにしました
数学で点数をとるために先ずは理解してほしいことは、他教科との違いです。例えば暗記科目なら、設問に対してわかったら答えを解答用紙に書けば加点される(〇になる)。しかし、数学は設問に対して考え方がわかっても〇にならない。当然のことですが、計算をして解いて、答えを導き出さなければいけません。ここで計算ミス、ケアレスミスが発生するのです。数学の場合、設問に対して99%解けても×、100%のみが正解(△の加点もない)なのです。
誰でも計算ミスはするし、ケアレスミスも犯します。そんなミスをへらすためには(なくすためには)、しっかりと見直す(解きなおす)時間をしっかりとることです。見直しの時間配分も考えて必ずテストに臨んでください。
もうひとつ注意する点は配点のマジックに惑わされないこと!!数学という教科の特徴ともいえるのですが、難問でも単純な問題でも配点の差が他教科に比べて小さいので、難問に躓くとそこでペース配分が乱れて見直しの時間がなくなってしまうケースをよく見かけます。そんなときは勇気をもって問題をとばすことも必要ですし、見直しをする方が点数を伸ばすことができるはずです。
常に時間配分と見直しを忘れずに、皆さんの健闘を祈ります。