講師ブログ
2021年10月8日
対面の意義
進学塾ISM代表の松島です。
10月に入り朝夕はめっきり秋めいてきました。緊急事態宣言も解除となり、子どもたちにも「日常」が戻ってきました。
新型コロナに振り回されもうすぐ2年が経過します。学生にとっては、大切な学校行事やクラブ活動、ともだちとの思い出づくりなど、様々なイベントが「ふつう」ではない学校生活です。進学塾ISMでも、年間授業の休講やいろいろなイベントを中止させて頂きました。また、来塾することに不安を感じるご家庭には、オンライン授業や録画授業での対応など試行錯誤の連続です。今もすべての子どもたち、保護者の皆様に100%満足して頂ける対応ができているとは思っていません。しかし、コロナ収束後迎えるであろう新しい生活様式にも対応できる進学塾ISMの在り方を今後も模索していこうと思います。
さて、コロナ禍で注目された学習スタイルとして「オンライン授業」があります。ビジネスモデルで考えれば「テレワーク」にあたるのかもしれませんが、両者は似て非なるものです。「オンライン授業」に参加した子どもたちの「よくわからない」、「集中できない」と言う声をよく聞きます。中には、上半身は学校用の服を着て下半身はパジャマのままでオンライン授業なんて(笑)
こんな話を聞いて考えることは「対面指導」の意義です。ISMでの指導は講師が一方通行的に講義をするのではなく、子どもたちが集中しているのか、授業の内容が理解できているのか、体調面に不安はないのかなど多方面の情報を収集しながら授業を組み立てます。ちゃんと授業をきいていなくて注意される子どももいます。宿題を忘れて説教される子どももいます。でも、頑張っている子どもたちは全力で褒めます。そういったコミュニケーションは「対面指導」だからできるものです。決してネットワーク上ではつくれない人間関係です。学習塾は勉強を教えて学力をつけることが最大の目的かもしれません。しかし、私は子どもたちに勉強以外でもISMでいろんなことを学んで欲しいと考えています。そのためにもISMはこれからも「対面指導」にこだわり続けていきたいと思います。