進学塾ism

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講師ブログ

みなさん、こんにちは。高校部の斧です。夏至が過ぎ、天文学的な区別では夏が始まりました。

それに伴い、全国高校野球選手権も始まり、まさに夏が来たなと実感します。

高校野球を見ると必ず、ROOKIES(ルーキーズ)という、高校野球をテーマとした、漫画原作のドラマを思い出します。漫画は読んだことがないのですが、ドラマは好きなドラマの5本の指に入るほど好きです。

ROOKIESはどんなドラマかと言うと「とある事件から野球に向き合うことができなくなり、日々に意味を見出せずやさぐれてしまった高校生が、「人の夢」を応援する熱い教師(川藤幸一)との出会いによって、甲子園を目指し、切磋琢磨する」というドラマです。

ROOKIESの中では、数々の心を打たれるような熱いシーンがあり、その中でも僕が大好きな台詞を紹介します。


(川藤幸一)

俺を見ろーーー!! お前ら全員、俺を見ろーーー!!!

明日が見えないんだろう?

お前ら全員、明日に連れてってやるから俺を見ろー!

お前らの悔しさ…全部受け止めてやるよ!


夢から、逃げるなーーーー!!!



はい、かなり感動がこみあげてくるとは思いますが、やはり文字だけでは限界があるので、是非ドラマを見てみてください。

「明日」という言葉は「今日の次の日」または「近い将来、未来」という意味で用います。

語源的には、「明け」+「時(しだ)」=「明時(あけしだ)」が転じた語と考えられるようです。要は「夜が明けた時(翌日の朝)」が元の意味で、次第に現在と同じような意味になりました。英語のtomorrowもto(に) + morrow(古い英語で「朝」)が語源で、日本語と全く同じ考え方になります。

 僕たちは「明日」という言葉を、

【明日の百より今日の五十】などのように「不確実なもの」であるととらえると同時に、

【明日は明日の風が吹く】や【昨日より今日、今日より明日】のように、「(今日がダメでも、)きっとよくなる」という期待を込めて用いることが多いです。やはり英語でもTomorrow will be a better day.(明日はもっといい日になる)という表現が存在します。


 一方、アマゾン奥地に住むピダハン族は、未来や過去を表す言葉を持ちません。それどころか数字や色、左右などの言葉もありません。表す言葉がないと言うことは、その概念も持たないということになります。その結果として、彼らは ”過去への後悔も、未来への不安も存在せず、今この瞬間を生きている”と言われています。まさにcarpe diemを地でいくわけです。

 そこで、彼らと僕たちの共通点はどこにあるのかというと、某漫画からの引用ですが、

「明日から頑張るんじゃない…今日…今日 ”だけ” がんばるんだ…!今日をがんばった者…今日をがんばり始めた者にのみ…明日が来るんだよ…!」という言葉があります。

つまり、明日がやってくることを知らない民族も、明日に不安や希望を思う僕たちも、大切なことは「今この瞬間を精一杯生きる」(seize the day)ということです。まさに、野球選手が目の前のボールを本気で打とうと、捕ろうとしているように。


そのうえで、「うまくいかない日があっても、また明日もっとよくなるように努力を継続していく」ということが大事で、1回の失敗を引きずる必要はないわけです。そうやって、輝く明日に思いを馳せながら、目の前のことに集中していきましょう。

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