進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

小俣校校長・森田

寒くなるにつれ、本格的な受験シーズンの到来を感じます。
高校受験を控えた中3生は最初の受験校を決めていく時期となりました。
緊張しますね。悔いのない選択をしてください。あとは日々の努力を積み重ねるのみです。

さて、生徒・保護者のみなさんからの相談で多いのが、国語の勉強方法です。

小学生の間は、勉強と言えば国語と算数がメインでしたが、中学生になると多くの時間を英語と数学に割かなければいけなくなり、国語はどうも後回しになりがちのようです。

さらに、全く勉強せずにテストに臨んでも、漢字や記号問題で少々の得点はできてしまうところが、他の教科より疎かになりがちな理由のようで、中には「何が出るか分からないし勉強しても無駄」と思っている生徒もいるようです。

確かに国語は成果が見えるまで時間のかかる教科です。
勉強を始めたものの、なかなか結果が出ず途中であきらめてしまう…そんなパターンも多く見られます。

しかし!

国語はやり続けることこそが大事です。長距離走なんです。
1日に何時間も勉強するより、毎日必ず1題を解く習慣の方が効果的です。

「読書をすると国語力がつく?」といった質問も多いです。
個人的には“どちらとも言えない”というのが正直なところです。
というのも、読書でつく力は国語力ではなく、主に語彙力や文法力=日本語力だからです。
もちろん読解において語彙力は不可欠です。単語をたくさん知っていればそれだけ意味も理解しやすいです。しかし、入試においては書けなければ、つまり答案を作れなければ得点にならないので、重視すべきは書く力ではないでしょうか。

とは言え読む力と書く力は表裏一体なので、バランスよく身につけることが望ましいです。
自分の勉強を振り返り、どれくらい書く練習をしているか考えてみてください。
きっと【読む>書く】となっている生徒が多いと思います。

短文作文や要約など、文を作る練習をオススメします。 そしてぜひ、書いたものを見せてください。一緒に成績を上げていきましょう!

ページトップに戻る