講師ブログ
2024年6月11日
身近に論語
こんにちは、角谷です。
今年度より小俣校で小中学生を担当することになり、改めて今小学校・中学校の学習内容に触れていますが、大人になってものを学び直せる機会が少なくなった今、こういった機会を持たせていただけるのはありがたいことだなと思っております。
また、今まで受け持っていた高校部の生徒が、自分がいるということで学校終わりに小俣校まで来てくれて数学の質問をしていったり小俣校に自習に来たりしてくれていることもまた嬉しく思いますし、まさに孔子先生の「学びて時にこれを習う、また説ばしからずや。朋遠方より来たるあり、また楽しからずや。」ですね。
話変わりまして、うちのかわゆいかわゆい姪っ子が今年の4月から小学校に上がりまして、先日妹から「小学生になったし、これから本格的にダンスを学ばせたい。週1回教えにきてくれないか」と言われました。それから毎週休みの日には妹の家に行き、学校帰りの姪っ子を待ち伏せてダンスを教えようとするのですが、これがまあどうにもこうにも上手くいきません。姪っ子としては学校から帰ってきてまず思うことは「遊びたい!」、妹としては「遊ぶ前にまずやるべきことをやりなさい!」、それがずっと平行線なので教えに行っても逃げ回られて鬼ごっこやかくれんぼに付き合わされてるような状態です。姪っ子もダンススクールでは真剣にやっているようなのですが、やはり家という場所で同じように集中できるかと言えば難しいところですよね。
でも実はこれは小中学生・高校生も同じで、「家では集中して勉強できない」というのはこちらが思っている以上に当たり前なのかもと最近は考えるようになりました。だからこそテスト前などには塾に来て1日自習していく生徒もいますし、大学に合格して合格体験談を書いてくれる生徒のほとんども「自習室が快適」「環境がいい」と書いてくれています。
今の時勢、塾という場所も「勉強を教わる場所」から「勉強ができる居心地の良い居場所」にニーズが移ってきているのかもしれません。これからも生徒が自ら足を運んでもらえるような場所を作っていけるよう頑張っていきたいと改めて思いました。