進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

みなさん、こんにちは。斧です。

最近寒くなってきました。そして、高校3年生はもう少しで大学入学共通テストです。
そうです。僕は今から6か月先の、未来からこの記事を書いています

やはりと言うべきか、対入試という視点で見ると、スケジュール感を持って、段階的に準備ができている人がいる一方で、準備を始めるのが遅かった、または目の前のことを消化することだけに時間をかけて、知識・解法・理解の「定着」をないがしろにしていた人がいることは残念です。

…という茶番はさておいて、ただ、ここで言いたいことは、受験直前の2025年1月上旬までには、まだあと半年あるということです。

今回、運良く、タイムマシンで半年前に戻ってこれたと考えてみましょう。 
夏休みというじっくり勉強に向き合える期間も残っているし、共通テストのみならず、国公立二次試験や私立大の対策をしっかり行える時間も残っています。

今からならまだ間に合う、半年後では間に合わないということです。


先日、ある生徒から、「先生のMBTIは何ですか?」と聞かれ、MBTIというものをそのとき初めて知り、ネット上の診断テストを受けてみたら、INTJ(建築家)でした。
こういう心理テスト的なものは、僕は話半分でしか受け取らないのですが、その分析によると、向いている職業は「研究者・科学者・弁護士・医師」(論理的思考を重視するもの)が並ぶ一方で、向いていない職業は「営業・接客・教師・カウンセラー」(人間関係を重視するもの)とのことでした。
なるほど、と思いました。

仮にこの分類が正しいとしても、僕は塾講師であり続けます
なぜなら世界に存在するありとあらゆる職業と比べたとしても、塾講師ほど、自分が一番情熱を注げる職業はないからです。

いくら情熱があったとしても、そのスタート地点に立たなければ始めることができない、資格が必要な職業もありますが、ひとたびその職についてしまえば、向いているかどうかは関係ありません。
情熱を注げるかどうかです。


漫画「うしおととら」の印象的なシーンを思い出します。

『消防士さんは、火を消せるでしょ。パン屋さんは、パンをこさえるのよね。でもパン屋さんが消防士さんになろうとしたら大変よ。パンがなくなって消防士さんのお腹が減るでしょ。火事になったときハラペコじゃ、消防士さん、ホース持てないもの。』

職業に貴賤がないのと同時に、全ての職業に対して、それぞれに存在する価値があり、そのそれぞれがそうとわからない場合も含め、互助的な関係になっているということを僕はとても感じます。

パンを作りたい人は本気でパンを作って、消防士でありたい人は本気で火を消す。
お互いが最高の仕事をするからこそ、お互いが最高のパフォーマンスを発揮できるわけです。

皆が「心から情熱を注げる仕事」を、「本気で」やることで、世の中はもっともっと素敵な場所になるのだと思います。

自分が選んだ、あこがれの道に進むために、たゆまぬ努力を重ねてください。


モチベーションを高く持って、
没頭しよう。
たゆまぬ努力を重ねて、
いくぞ、第一志望校。

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