講師ブログ
2009年3月4日
「 卒業 ~出逢いと別れ。そして、その後に残るもの~ 」
高校部の伊藤義之です。
僕自身は、7年間の高校の数学講師をやってきて、
今思うことがたくさんあります。
中学のとき、偏差値35、
高校のとき、再び偏差値35、
そんな僕は今、
教壇に立ち、
高校数学を教える立場にいます。
数学の知識よりも、その苦労を多く知る僕は、今年の10月で30歳を迎えるなか、1冊の本に出逢いました。
中村文昭さんと大嶋啓介さんの「僕たちの“夢のつかみ方”をすべて語ろう!」
という本です。
その中で、中山靖雄先生という方が紹介されていて、
その先生がおっしゃっていた言葉で、特に印象深く残るものがありました。
「ありがとう」の反対は、「当たり前」。
空気、水、太陽、食べ物、睡眠、遊び、学校。
言い出せばキリが無いほどの「当たり前」。
そして、勉強。
勉強って、「当たり前」のようで、無ければそれは、
ただの怠慢。
自分自身を磨ける大切なもの。
「当たり前」を考え、感じ取る。
それが活力となる。
「当たり前」を絶つこと、それは「ありがとう」。
僕は今、「ありがとう」を体中で感じています。
僕は今、「ありがとう」を精一杯生きています。
全ての人に「幸せ」と、「感謝」と、「感動」を体中で感じています。
だから今からは、僕がそれを恩返ししていけるよう
「幸せ」を考え、 「感謝」を言葉にし、 「感動」を実現していきたい。
僕を支えてくれた子供たち、
悩みをうちあけてくれた子供たちに、
いつも感動を覚えました。
こんな僕に感謝の言葉を伝えていただいた保護者の皆様方、
胸が熱くなりました。
そして何よりも、
今も一番近くで支えていただいているISMスタッフの
大岩社長、一つ一つの言葉に温もりを感じ、僕の失敗をいつも責めることなく、的確な意見をいただいています!
松島校長、校長としてのありかた、子供たちへの熱い思い、身近に感じることができ、今も刺激となっています!
坂本先生、先輩職員の中で一番近い存在です。側で支えてくれることで、安心して仕事できています!
東先生、困っている子供たちへの対応には、すばらしいものを感じています。若い人の力は素敵です!
柴原先生、こんな年下の生意気な僕に、気軽に優しく話していただいて、楽しく過ごせています!
世古先生、いつも明るく接してくれ、たくさんの元気もらっています。素敵な笑顔をこれからもよろしくです!
大川先生、母親として、講師として、子供たちへの真剣な対応、胸打たれっぱなしです。すごいです!
小藪先生、存在感絶大です。前職のときからお世話になりっぱなし。感謝の一言では言い表せない人です!
磯和先生、個ではなく、子への対応。トコトン子供たちに向き合う姿勢、すごい熱意を感じます!
牧田先生、一番近くで僕を支えてくれている大切な人。マキティーがいてくれたおかげで今の高校部があります!
森蔭先生、僕の一番の憧れの存在。授業の成長は、森蔭さんの理想があったからです!
こんな僕に温かく接していただいている大切な方、
本当に、本当に感謝でいっぱいの毎日を過ごさせていただいています。
卒業。
出逢いと別れ。
その後に残るもの、それは「感謝」。
今僕は、「感謝」の一言です(涙)!!
2009.3.3 伊藤 義之