講師ブログ

春ですね。別れもあり、出会いもある季節です。
今年もたくさんの別れがありました。この春からＩＳＭとは違うステージに立つ子供たち。それぞれが自分の進みたい方向にまっすぐ向いているからこそ別れはあるのだと分かっているのですが・・・。やっぱり切ないものですね。
どんな別れでも、やはり別れによって今までとは環境が変わってしまう。そんな風に思って、不安と寂しさを感じるということは、単に自分の弱さが原因なのだと思うのですが、この歳になっても慣れないものですね。学生の時なんて、クラスが変わるなんて耐えられない～っと思っていたくらいですからね。
先日友達とそんな話をしていたら、テレビでお馴染みの某カウンセラーの方は、「人付き合いは60％にするべきだ」と言っていたと指摘されました。それは低すぎるだろ～っと思ったのですが、確かにそうすれば毎年こんなに落ち込むこともないのでしょうね。
でも、私はとっても単純な人間なので、そんな調整はまだ到底できないですね。（＾＾；
別れる時の寂しさをおそれて、60％の人付き合いをするということも一つの生き方だとは思いますが、私は別れを思うより、このISMで一緒に勉強していけることを運命だと思って、目の前の子供たちと100％!!!いや、それ以上の気持ちでぶつかっていきたいと思います。そして、私らしく後ろを振り返ることなく、これからの出会いを大切にし、前進していこうと思います。別れの寂しさがあってこそ、出会いの大切さを感じられるというものではないでしょうか。物は考えようですね☆
ということで、今年度も自分らしく皆さんとお付き合いしていきたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
そんな思いを後押しするかのように、すでにあちこちで桜が満開に咲き誇っています。
近頃は、春の暖かさに、
～春の海　ひねもす　のたりのたりかな～（与謝蕪村）
まさにそんな気分で、満開の桜を目にしながら毎日を過ごしております。
のんびりした風情もただよいつつ、桜が咲く様子を目にすると、心機一転がんばろう！！という前向きな気持ちにもなりますね。それは、ＩＳＭ生も同じ気持ちのようで、皆が晴れ晴れしい表情で新しい一歩を踏み出しています。
真新しいテキストに名前を書き入れるときの子供たちの気持ちを想像すると、私もワクワクしてきます。
植物は花を咲かせ、動物は盛んに活動を始める季節ですから、私たち人間も夢への道を切り開く作業をまた一歩からしっかりと進めていきましょう。
やさしい光につつまれて、花も人も夢を見る・・・・それが春ですもんね。
せっかくのこの陽気ですから、ぜひお花見に行きましょう♪♪♪
　
小中部　世古紀子でした。