講師ブログ
2009年6月18日
二度目の大川です。
二度目の大川です。
前回からもう半年も経ち、上の娘も三歳半になりました。
口が達者になり、つい先日も口げんかになる始末。
「へりくつ言わんの」と言って、はっとしました。
そうです。自分も「へりくつこき」とよくまわりにいわれていたのです。
小さいころはいろんなことについて自分なりの理屈を持っていて、一生懸命できる限り矛盾のない論理を考えては、「私はこう思う」と主張していたように覚えています。
大人から見たら筋道の立たない理屈でも、本人にとっては大変な努力の結果、「へりくつ」の一言で片付けられたらたまったものではありません。
子ども心に「わたしはそんな大人にならないぞ」と考えていたことを思い出しました。
懇談会では「読解力」はどうしたらつきますか?とよく質問を受けます。
子どもたちの思考能力を育てるためにはどうしたらよいか、日々模索しています。
「理屈」もつまりは「論理的思考」のこと。
大人が子どもの「理屈」にまじめに対応しなければ、きっと考える力も育たないのではないか、と考え至りました。
まずは先生として、親として、子どもの「理屈」に耳をかたむけたいなあと思う
今日この頃です。