講師ブログ
2012年4月6日
the best
今年度から小中学生の理系科目を担当させていただく東(あずま)と申します。
また、校長として前任の松島より様々な業務を引き継がしていただくことになりました。
これからよろしくお願いします。
私は3年間、高校生の数学を担当させていただいていました。
3年間の高後部での講師生活でいろんなことを学びました。
今年の卒業生は高校1年生から持ちあがりで、成績が上がって一緒に喜んだことやスケジュールを組みながら「厳しい受験学年になるね。」と決意をともにしたことなど、さまざまな経験を一緒にしてきました。
そんな中で、ある卒業生のことがとても印象に残っています。
彼は一年生の途中から、数学が苦手ということで入学してきました。
2年生以降は私は担当しなかったのですが、その後も彼とはたくさん話をしました。
そして、彼は2年途中で数学が一定のラインに乗ってこなければ、私立文系の路線に変更することを決めたんだと教えてくれました。そんな彼が、2年の冬に私立文系でいくことを決意しました。
その後、彼の勉強の勢いは、まさしく「水を得た魚」でした。
彼は、1年間という短い間にすさまじい勢いで成績を伸ばしていき、
日本史はISMで3本の指に入っていたと思います。
彼は大健闘して、ある大学にこの春入学することになりました。
テストの目標点数や志望校が違うように、ひとりひとりが目指す「ベスト」は違います。
そして、違ってもいい。
私にそれを気づかせてくれたのは、彼と私立文系を決めた担当の行動です。
私はISMの役目は、皆さんの「ベスト」が何か一緒に考えること、それに向かっていく手助けをすることだと考えます。
コミュニケーションを大切にして一緒に考えていきましょう。
これから、よろしくお願いします。