講師ブログ
2012年4月16日
進路
高校英語担当の磯和です。
新学期が始まりました。
気持ち新たに、目標に向けてよいスタートを切りたいものですね。
高校生になると否が応でも迫られる決断があります。
それは自分の進路です。
中学までは限られた選択肢の中から自分の歩むべき道を決めてきました。
しかし、これから待ち受ける大学や就職といった選択は多種多様にあります。
数多くの選択肢があるため、なかなか決められないこともあるでしょう。
ですが、高校時代は今後の人生のスタート地点を決める時期ですから、
無関心なままでいることはできません。
すぐ決まらないことがあっても、主体的に自分の方向性を模索しなければ
ならないのです。
大学や学部を決める場合はどうでしょう。
大学や学部学科などの内容をインターネットや本で調べたり、知人の大学生に
聞いたり、またはオープンキャンパスに参加したり、特に研究内容に関心があ
れば、大学の教授にメールを送ることさえあります。
とにかく積極的に活動して情報収集することが求められます。
主体的でなければ何事も始まりません。
悩んだり、迷ったり、立ち止まったり、元に戻ったり試行錯誤の連続でもいいのです。
あれこれやってみてはじめて少しずつ自分の進むべき方向が見えてくるのだと思います。
進路の決断は幾多の道から自分の行き先を探す自分探しの「一人旅」なのです。
勉強に追われる日々の中、ぜひ自分探しの時間をとってもらいたいです。
そして進路が決まったら、その決断と自分の可能性を信じ突き進んでください。
自分の可能性を信じることこそが成功する大きな要因です。
実際、この春大学に進学したISM生の中に自分を信じ、見事第一志望に合格した
生徒を目にしました。
彼ら(彼女たち)に共通していたことは模試での判定がよくなくても(よくてC判定
でした)、決して最後まで諦めず、自分の信念を貫き通したことです。
悩んだ末に出した決断と自分の可能性を信じる強い気持ちを持って高校生活を
送ってほしいと思います。