進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

こんにちは、高校部の角谷です。
日に日に寒くなってきましたね。最近ではコタツより床暖房、という家も多いそうですが、我が家では昔からコタツが暖房器具の絶対王者として君臨しており、家に帰って何はともあれコタツに入ってひと息つくのがこの季節なによりの幸せだったりします。
さて、先日高校2年生の保護者懇談会、三者面談が終わりまして、その節はたくさんの保護者の皆様に来ていただき本当にありがとうございました。高校2年生のこの時期といえば大学の第一志望校の決定、またそれにともなって受験科目の決定と、今後の一生を左右するような大きな決断に迫られるタイミングとなってきています。
そんな中で私がよく生徒に訪ねているのが「何によって志望大学を選んだか」です。学力を第一の基準として考える高校選択とは違い、大学を選ぶ基準は実にさまざまです。偏差値、大学の所在地、自分が学びたいことを学べるか、就職率、取得できる資格、学費、大学の環境、などなど下から横からどころかあらゆる角度から見つめて志望校を決めるのが大学受験です。
その決め手となるものについては人それぞれなので、何を理由に決めてもらってもいいと思います。ただ、良くないのは「ハッキリとした理由がないまま」大学を決めてしまうことです。しっかりと時間をかけて決意を持って決めた進路は、いざ受験が近くなって自分の実力に自信が持てなくなったり、将来に対して不安に感じることがあった時に、「それでも自分はこの大学に行きたいからがんばるんだ!」という活力になります。この気持ちがあるのとないのとでは最後のひと踏ん張りに必ず差が出てきます。
人生は大学で全てが決まるわけではありません。「住めば都」と言いますし、大学に入ってから、また大学を卒業した先で何をするかは生徒自身の意志で決めていけばいいと思います。それでも、大学生活がその後の人生に与える影響は非常に大きいものであるというのもまた間違いない事実だと思います。ISMに通ってくれている生徒たちが、自分が選んだ進路に対して本当に心から納得し、強い気持ちを持って挑んでいく姿勢を僕は全力で応援していきたいと思います。

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