講師ブログ
2011年12月8日
攻めの姿勢
皆さんこんにちは、 マナビス担当の新田です。
いよいよ入試シーズンです。 推薦で合格された生徒さん、おめでとうございます。
そしてこれからセンター試験、私大一般入試、国公立二次試験を受けられる方、あと少しです。最後まで一緒にがんばりましょう。
さて、私は高校時代にバスケットボールをしていました。三重県で断トツに強い四日市工業高校との試合でのことを今でもよく思い出します。
ゴールに入らず跳ね返ったボールをリバウンドと呼ぶのですが、これを取る練習はどのチームでもします。四日市工業高校は、リバウンドを圧倒的な率で自分のものとし得点へと結び付けます。
私は試合後、能力のあるプレーヤーを集めた高校のコーチがどういったことをアドバイスするのか興味があり、コーチの言葉に耳を傾けていました。正直、能力のある者だけができそうなことを言うのではないかと思っていました。ところが、コーチの言葉は私の予想をはるかに超えるものでした。
そのコーチは、技術面では勝っているのを認めていましたが、リバウンドについては、「取ろうという意識が相手チームより低い」そしてディフェンスに関しては「守ってはダメ、攻めないといけない」とだけ言い、技術面でのアドバイスはほとんどありませんでした。そのあまりのシンプルさに驚きました。
しかし後になって、スポーツに限らずその言葉に納得させられる場面がよくありました。
「攻めの姿勢」は学習においても大切であると思います。残された時間が少なくなって焦る気持ちもよく理解できます。しかし、センター試験までまだ1カ月あります。1カ月あればできることはたくさんあります。ここからは意識の持ち方次第で大きく変わります。ここで立ち止まらず、「攻めの姿勢」で学習してください。そして、本番で1点でも多くもぎ取ってきてください。いつもみんなの可能性を信じています。
熱い男 新田