講師ブログ
2013年6月10日
適材適所「自分の勝負できる場所」
高校数学を担当している青木です。
高校3年生に第1回マーク模試の結果が返却され、それをもとに高校3年生に面談を実施しています。自分が思い描くほどの結果が得られていない生徒も多いようです。まずは、その結果は過去の選択の結果だと認めてください。そして、「これからの自分」は今どうするかで決まります。志望大学に合格するために努力できるかどうか、自分で選ぶことができます。その困難、険しい道を知るとき、諦めるという選択肢を選ぶこともできます。決めるのはあなた自身です。「どうせ頑張ってもうまくいかない」と思うなら、それは単にやりたくないと思っているにすぎません。戦わないで不戦敗して後悔するのはあなた自身です。今頑張ったら、一生頑張り続けることができる、この1年頑張れないものは一生頑張れないという思いを持って戦ってほしいのです。そもそもあなたには無限の可能性があります。その可能性がないことを証明しないで結論付けないでください。
夢発見・夢実現、これはISMの教育理念の柱です。夢を実現するためには、自分を信じて、日々強い意志と憧れを頂いて前に進み、決して諦めないことが大切です。ただ、大学入試は高校入試と違い、隣の人と同じ勉強をする必要はありません。自分の能力を最も活かせる場所で、勝負をすればよいわけです。自分の勝負できる場所で、それぞれがさらなる高みを目指して戦うのが大学入試、これからの人生であると心してほしいと思います。高校3年生には、勝負できる場所はどこか、その場所でどう戦うか(戦略)を考えてください。そして、この人生で何を実現したいのか(創造)を問うて欲しいと思います。
それぞれが自分の場所で、さらなる高みを目指してそれぞれの才能を活かす社会が実現されれば、世界はもっと豊かになります。私は、その大切な役割の一端を担うものとして、さらに精進をしていきたいと思います。