講師ブログ

小俣校の森田です。
２０２１年度もよろしくお願いいたします。
今年は梅雨のスタートも早く、重苦しい天気の日が続きますが、不自由な生活の中でも明るく前向きな子どもたちから元気をもらっています。
さて、５月～６月は定期テストの時期です。そろそろ準備をしなければ…と思っていても、なかなか行動に移せていない子が多い印象です。
テストで結果を出すために、まず暗記が重要になってくることは誰でも知っていることです。
勉強の入り口は単語や語句・漢字を覚えることです。
覚えたことを用いて理解を深めていくわけなので、ここを疎かにするわけにはいきません。
でも暗記を苦手としている子は少なくありません。
苦手と言う子はたいてい「覚えられない」と言います。
なぜ覚えられないのか。
それは覚えるまでやらずに諦めてしまうからです。もしくは、覚える前にテストの本番が来てしまうからです。
暗記には時間がかかります。楽に覚える方法はありません。
必要な方法は繰り返すことです。
ただ、この繰り返すという作業をどう行うか、で多少の違いは出てきます。
一度学習した内容を、次にいつ思い出すか、です。
効果的なのは２４時間以内です。
こうすることで記憶に残りやすくなります。
だから私は「明日また思い出してね」という思いで宿題を出しているのですが…。
もし塾の授業の間際に何とか間に合わせている、という子がいれば早急に改めてください。
一度習ったことはすぐに復習する、それを繰り返すと記憶は早く定着します。
平日に習ったことを週末に暗記する、というのも方法として悪くはないですが、かかる時間に差が出ます。
自分の時間も大切にしてほしいからこそ、効果的な学習を心がけてほしいと思います。
テストに向けて早めの準備を！