進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

高校部の斧です。
例年より短い梅雨が明けたかと思ったら、台風4号上陸ではっきりしない天気が続きますね。
梅雨が本格的に明けると、気温も上がり、暑い夏本番が始まります。
夏休みは、勉強する人としない人の差が大きく開く時期になるので、
どう過ごすのか今からイメージをしておきたいものです。

 

みなさんは、スプーナリズム(語音転換、頭音転換)ということばを知っていますか?

あまり聞きなじみがないかもしれませんが、タイトルで示したように、
一部の言葉をひっくり返して、「滑稽な効果」を狙う言葉遊びのことです。
「ザギンデシースー(銀座で寿司)」や「ギロッポン(六本木)」という業界用語?などは聞いたことがあるかもしれません。

もちろん、言い間違えとして言うこともあり、スプーナリズムということばは、
スプーナーという英国の学者がそのような言い間違いを多数したことからきています。

 
 

ただ、ある意味で、つづり間違いと考えれば、
僕たちにとっても見過ごすことはできない重要な問題となってきます。

以下はつづりが似ていて間違いやすい単語です。意味は答えられますか?

答えはコラムの最後にあります。

 
 
 

1. adapt / adopt

2. affect / effect

3. beside / besides

4. compliment / complement

5. cooperation / corporation

6. council / counsel

7. desert / dessert

8. personal / personnel

9. staff / stuff

10. literate / literal / literary

 
 
 

これらは大学受験に挑むうえでどれも欠かすことができない必須の単語です。
受験生は、今一度、夏休みに入る前に「単語学習に割く時間」を
どこで見つけるかを考えておいてください。

 

最後に、スプーナリズムの中でも、単語や文の中の文字をいくつか入れ替えて、
「別の意味にする」遊びをアナグラムといいます。個人的に感動した有名な例は

 
 

Statue of Liberty(自由の女神) = built to stay free(自由であり続けるために建てられた)や

astronomer(天文学者) = moon starer(星を見つめる人)などです。
 
 

僕も自分でやってみたいと思い、作ってみたので紹介します。

 
 

 むずいで、とくむり(むずかしいので、解くのが無理) → いずむで、とりくむ

 
 

 he or she fight at ism (その人はイズムで努力する)

→ aims for the highest (最も高いところを目指す)

 
 
 

こういった言葉遊びは大学受験の結果に直結するとは思いませんが、
英語感覚(や言語感覚)を養うのには役立つと思うので、
趣味として楽しめれば一石二鳥で学習効果があるのかなと思います。

 
 
 

以下は先ほどの問題の解答です。

 
 

1. を適応する / を採用する

2. に影響を与える / 効果

3. ~のそばに / 加えて

4. 賛辞 / 補完するもの

5. 協力 / 会社

6. 議会 / 助言

7. 砂漠 / デザート

8. 個人的な / 全職員

9. スタッフ / もの

10. 読み書きのできる / 文字の / 文学の

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