進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

こんにちは。高校部、斧です。

今回のコラムは、次回のismワールド・今後予定している受験生応援動画とリンクしていますので、そちらもぜひ見てみてください。いわゆる、メディアミックスというものです。

最近とてつもなく寒くなってきました。また、全国的にもそうですが、三重県ではインフルエンザの感染者数が依然として高いままなので、みなさんも体調管理には例年以上に気をつけてください。

 今回のテーマは「勝つ」ことです。大学入学共通テストまで、あと半月。そして、私立医学部を初めとした、私立大学入試、国公立大学入試と続いていきます。

是非ism生たち全員が「勝ち星」を得ることを心から願っています。

「勝ち星をあげる」(= 勝利する)は、英語ではwinやhave a win、

「勝ち星を拾う」(= 勝てなさそうな戦いで、どうにか勝利する)はwin narrowly やpick up a lucky victoryと表すことができます。

入試ではギリギリであっても合格最低点を超えていれば合格できます。すべての問題を解くことはできなくても、解けるべき問題を解くことができれば合格することができます。是非、共通テストでは1つの問題にこだわり過ぎず、解ける問題を解くことに時間を使ってください。そして「勝つ」ことには最大限こだわって、試験開始前の最後の1分1秒まで学習をやり切ってください。

 一方で、「勝ち組」(winner)「負け組」(loser)という言葉があります。勝つことは確かに素晴らしいことではありますが、勝ち組、負け組というのはあくまでも、基準の1つまたはその組み合わせからの捉え方に過ぎません。多様性が重視される世の中にあって、旧態依然とした考え方の1つだと思います。ある基準から見たら勝っていても、別の視点から見ると負けているかもしれません。その逆も然りです(vice versa)。

ふと、昔見たドラマの「みにくいアヒルの子」を思い出しました。岸谷五朗さん演じる小学校の教師が、様々な問題を抱える小学生の子供たちと本気で向き合っていくというものです。本当に心が動かされるドラマでした。すべての回を通してのメッセージは「子どもたちが自分の一番星(一人ひとりがそれぞれに持つ、キラリと輝く個性)を見つける」というものでした。周りの基準で判断するのではなく、自分の大切が思うことを大切にするということです。

 最後に、受験生に向けて応援メッセージを送ります。ラテン語で、外国の複数の自治体や組織で標語して用いられている言葉です。

Per aspera ad astra  苦難を乗り越えて、星々へ

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