進学塾ism

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講師ブログ

 高校部校長の伊藤 義之です。よろしくお願いします。
このゴールデンウィークに「ドバイ一人旅(笑)」へと出かけました。ドバイで友達が働いていることをきっかけに,勢いで決めた旅行でした(笑)。ドバイでは、友達は仕事があったので僕一人の行動が多かったです。単刀直入に言えば、ドバイまで来て、置き去り状態でした(笑)。友達の車に乗せてもらっても,「taxiがあるから大丈夫」という呪文をかけられては知らない土地で降ろされること多々。taxiがつかまらないときは深夜2時に帰宅というときもありました(涙)。さすがにこのときばかりは、なぜ故に一人でこんな遠くまで来て何してる??と自問自答(苦笑)。
 一人旅は好きなのですが、英会話などはできません。所構わず持参した電子辞書を開いては夢中でコミュニケーションをとりました(汗)。利用してわかるのですが、電子辞書は便利ですが、その場しのぎにしかなりません。僕の頭脳の問題でしょうが(苦笑)、何度も同じ単語を調べていたように思います。やはり自分で英単語はある程度、覚えようとする努力がないと駄目だなと実感しました。
そんなドバイでも一番思い出となったのは、デザートサファリでした。ランクル(車)で、砂漠を突っ走って(かなりの運転の荒さ)、砂漠にある小さな村でディナーを食べて過ごすツアーです。もちろん友達は仕事のため一人でいくこととなりましたが、正直ここまで不安を感じたのは久しぶりのことでした(涙)。でも、ものは経験と、勢いで参加しましたが、終わってみればマレーシア人と知り合い(恒例のメアド交換もした(笑))意外に楽しめました(笑)。そして変な自信もつきました(笑)。
 ドバイから帰国した頃に、僕の教え子で、英語を学ぶためアメリカに留学をした子からメールをもらいました。僕が一番に聞きたかったことは、英会話や英語の勉強の面ですが、その子いわく、やはり日本でどれだけ勉強したかによるそうです。その子は日本でも英会話学校に通っていましたが、積極性に欠けていたようでした。「とりあえず行けば、何とかなる」という甘い考えがぶち壊されたようです。
今回のことを通して、目的を達成するまでに、自分がどうすれば楽しくできて苦労を乗り越えていくのにどこまで我慢すべきかなど、常に考えていくことが大切なのだと改めて実感しました。全ては自分次第という現実を見たように思います。
 ドバイは電車がない国なので、常に交通渋滞が発生していて、どこに行くときでも渋滞は避けて通れません。日本では身勝手になれていた部分も、違う環境に行くと、身動きすらとれずに、会話すらできません。
 色々な経験を通じて、便利性と実用性について強く考えさせられました。何もかも便利になればいいのではなく、自分ひとりでできるようになる(実用性)を手に入れるためには忍耐が必要です。これからも子供たちと共に、それを追求していきたいと思います。

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