講師ブログ
2009年6月2日
高校部の英語を担当している牧田です。
4月に新高校1年生を迎えて早くも2ヶ月がたちました。何年講師をしていても、4月は新しい出会いに緊張と楽しみが入り混じった気持ちになります。早く色々な会話ができるようになりたい、早くどんな子なのか知りたいという気持ちでいっぱいになります。でも、最初は子どもたちも緊張しているため、質問などでやってくる子たちも少なく、なかなか話すきっかけがないのでどうすればいいかといつも悩んでいました。でも、今年は、高校部の講師4人で話し合って、こちらから授業の1時間前くらいには授業を行なっている2号館に“ぶらぶら”っと出向いくことにしました。食事室などにいる子どもたちになるべく話しかけ、コミュニケーションをはかるようにしました。これがなかなかよくて、それまで質問になかなか来てくれなかった子たちも、自然に来てくれるようになりました。また、部活のこと、学校の様子なども話しにきてくれ、その日の気分や体調も把握できるようになりました。また、部活などで授業ぎりぎりか少し遅刻してくる子たちには授業後のわずかな時間を利用して、話をする場を作っています。
3学期制の高校では中間テストが終わり、2学期制の高校ではもうすぐテスト。それもあってか、中学のときからISMに通っていた子たちも、幼さが少しずつ抜け、顔つきが高校生らしく、しっかりしてきたように思います。また、新たにISMに入ってきてくれた子たちもISMの雰囲気に慣れ、緊張がほぐれてきたように思います。テストが終わったら、1人1人と夢について話をしていきたいなあと考えています。
私は大学を卒業してからずっとこの塾講師をしていますが、私にはこれしかないんだろうなとよく思います。大学時代には、飲食店・一般の会社・家庭教師などでアルバイトをしましたが、人と接する職業、日々変化があって自分も成長していける職業と考えてこの職種を選択しました。前にも書きましたが、子どもを出産してもやっぱり戻りたいと思ったのはこの仕事です。同じ子どもたちでも毎日顔つきはちがうし、日々成長していく姿を見ることができるのは楽しいものです。そして、卒業しても、時々ISMに顔を出してくれ、大学生活の様子などを楽しそうに話してくれるのを聞くと、とてもうれしくなります。ISMを卒業して、色々な大学に進学していった子どもたちが夏休みあたりにふらっと立ち寄ってくれて、色々な話をできたらうれしいなあと思います。