進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

こんにちは、坂本です。
みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
私はと言うと、長期休暇だからといって今までは特に何もしていませんでした(出かけても人が多くて疲れてしまうのが大きな要因ですが…もったいのない時間の使い方だったと反省しています)。
しかし、今年は「旅」に出てみました。中学生時代から一度は訪れてみたいとずっと思っていた場所へ。
それは大石先生が赴任した学校です。
「二十四の瞳」―大石先生が新任でむかった先は、瀬戸内海に浮かぶ緑豊かな小豆島の小さな分校。12人の純粋でかわいい生徒たちと村のおだやかな人々に囲まれながら、大石先生は先生という立場でありながらも、多くのことをこの場で学んでいきます。背景には「その時代」があるからなのでしょうが、大石先生は子供たちに「生きることの大切さ」や「命の尊さ」を説き続けます。まさに「共育」そのものの時代だったのでしょう。「何が正しくて、何が間違っているのか」そのような個人の考えも口に出せない時代に、大石先生は人間として大切なものをしっかり子どもたちに教えていく。
この旅で「二十四の瞳」の内容を心にシンクロさせながら分教場に向かったのですが、教育の難しさ・奥深さを感じさせられる非常に充実した時間となりました。
教育は難しいです。人に物事を教えることは本当に難しいです。そこに我々の講師のエゴだけではすませられない世界がたくさん存在します。たくさんのことを生徒から教わります。ですから「教育の場」は常に「共育の場」だと感じるのです。
今春から「個別指導」講座が始まりました。
講師からの一方通行な指導にならないように、子どもたちが何を考え何に不安を感じているのかしっかり見極め、少しでも早く自信をつけられるよう指導をしていきたいと思います。
また「個別指導」の難点と呼ばれる競争心の育成も、生徒一人一人の性格や成績に合わせた形でしっかりリードをしていきたいと思います。

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