進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

  本当に今年は台風が多いですね。先週の27号・28号はこの地域には予想していたほどの影響はなかったものの、別の地域では大雨の被害が大きかったところもあるようです。また、26号は、死者も出るほどの甚大な被害をもたらし、連日、安否不明者の捜索活動の様子がテレビ等で報じられていますね。自然の力の大きさ、恐ろしさを実感させられます。みなさんは災害に対しての備えは大丈夫でしょうか?恥ずかしながら、私自身、今まで防災に対する意識が低かったなと思います。防災用品だけでなく、日頃から避難場所の確認や、家族との連絡など、いざという時でもしっかり行動できるようにしておきたいものです。
  さて、あと3日もすれば11月。高校3年生は、公募推薦が本格的に始まってきます。しっかり備えはできているのでしょうか?大学入試を、単純に災害への備えと同じようにとらえることはできないかもしれませんが、災害も実際に大きな被害を見るまでは、なかなか自分たちの身に起こりうることとしては実感できず、「大丈夫だろう」と油断してしまう人も多いのでは?高3生のみなさんも、実際に過去問を見たり、解いたりしてみるまでは、「まあなんとかなるだろう」と思っていませんでしたか?あるいは、「自分の周りもまだ受験準備をしていないから、まだ大丈夫」とは思っていませんか?受験がせまってきて、ようやくあせりだしたという人も多いのではないでしょうか?自分が受験する大学に対して、どの程度の情報を得て、入試に向けてどの程度取り組んでいるのでしょう。
 
  中には、ようやく過去問を解いて、なかなか思うように解けずにあせりを感じ始め、よく相談にくるようになった子もいます。また、表面には出さなくても、かなりストレスを感じてきている子もいるようです。高校受験の時との違いがようやく分かってきたという子どもたちも多いことでしょう。しかし、このしんどい時期を乗り越えてこそ、その先に結果が待っているのです。満足できる結果、後悔のない結果を自らの力で得てこそ、次の大学生活への自信へとつながると思います。
  子どもたちが自分で決めたことに対し、最後まであきらめずに取り組んでいく姿を見ると、私自信もがんばらなければという気持ちになります。子どもたちをサポートする立場として、教材研究、教授法の見直し、精神面でのサポートにしっかり取り組んでいこうと思います。
  中国の思想家、孔子の言葉の中に、
 「学びて思わざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち殆うし。」というのがありますね。受験生のみなさん、共に学び、考え続けましょう。
                             牧田

ページトップに戻る