講師ブログ
2014年1月27日
セキュアベース
2014年初ブログ 小中部の世古です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
毎年のことですが、インフルエンザが大流行ですね受験を控えた子どもたちも多いので、この見えない敵に毎日ビクビクしています。そして、日に日に増す寒さにブルブル。入試の日が近づいてくるたびにドキドキ、ソワソワ。只今気持ちは大忙しです。
入試はもちろん受験生が主役ですが、講師としての私自身の試験でもあると思い勝手に熱くなってしまいます。子どもたちの学習の様子をみてあれやこれやと気になるところですが、過干渉にならないようにあくまでもサポーターとして、受験生たちを『見守る、見届ける、受け止める』ということを心がけているつもりです。
ということで、今回はこの場をお借りして、なかなか言えないISM受験生事情を一つ。
それは、とにかく忙しい
やるべきことが重なって、その全てを準備万端で迎えることが難しくなっているということです。学校のテスト、私立入試、公立前期試験や後期試験など、それぞれに合わせて問題集も盛りだくさん。しかし、子どもたちにとっては何が必要なのかを見極めるのは相当難しいことで、与えられたものが多ければ多いほど迷いが生じ、悩み、不安を募らせるばかり・・・。そんな子どもたちが今年もたくさんいます。入試の対策を始めるのが遅かった人は尚更です。
うまくいかない試験勉強に弱気になっている子どもたちを前にして、本人以上に私がハラハラしてしまうこともありますが、「気を持ち直して、ここを何としてでも乗り越えてほしい」そう願って見守っています。
茂木健一郎さんは著書の中で、子どもが不確実なことに対してもチャレンジできるのは「セキュアベース」(安全基地)としての親の存在があるからだと表現されていますが、私もISM生にとって、何かがあった時に逃げ込める場所「セキュアベース」として、いつもそばで見守ってあげたいと常日頃思うのです。
そして、人生の分岐点に立った受験生たちの戦いを、今年もこの目でしっかりと見届けたいと思います。
P.S. 中学1、2年生の皆様、受験学年は厳しい毎日です。今のうちにできる準備は早目にしておいてください
何をすべきか迷ったら、ぜひ声をかけてください。一緒に考えましょう。