講師ブログ
2014年7月2日
積極的な姿勢
早いものでもう7月。高校生は1学期末のテスト真最中ですね。このテスト週間は自習室が満室状態で、入りきれないほどになっています。普段からよく自習室を利用している子もいますが、テスト期間だけという子も多くて・・・少し複雑な気分です。
今日は、高校1年生について書こうと思います。彼らは入学して3カ月がたち、学校生活にも慣れてきたころです。最初は、予習の仕方がよく分からず、宿題の多さにとまどい、復習をする余裕もなくという感じでしたがようやく自分なりのペースをつかめてきたのではないでしょうか。
でも、最近気になることが・・・それは、彼らの口から次々に出る消極的な発言。「今回のテスト勉強、何もしてない。もう無理や」とか「○○の教科はあきらめたわ」とか、「追試にひっかからなければまあいいか」などなど。1人が言いだすと、連鎖反応を起こし「そうやよな、無理やよな」「私も何もしてないわ」と否定発言が飛び交うことも。
彼らも本気でそう思っているわけではないのでしょうが・・・(そう信じています)あせる気持ちや、思うように勉強がはかどらなくてつい口にしてしまうのでしょう。そして、友達との間でなぐさめあって、変な安心感を得ているように思います。でも、実際消極的な言葉を口にしてしまうと、その後の行動にも影響すると思います。目の前の課題がどれほど多くても、難題を抱えていても常に積極的姿勢であってほしいと思います。「自分にはできる」「とにかくできるだけやってみる」という言葉を発してみてください。そして具体的な目標をもつということ。努力次第で実現可能な目標設定をすることが大切だと思います。
もうすぐ夏休み。この夏休みもどう過ごすのかしっかり考えないと、あっという間に過ぎてしまいます。私も1人1人と面談をして、この夏の過ごし方を一緒に考えたいと思います。7月12日には大学入試研究会も開かれます。ぜひ参加して、意識を高めてほしいと思います。 高校部 牧田でした。