進学塾ism

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講師ブログ

小中部・森田です。
夏休みに入り、受験生にとっては勝負の夏ですね。
部活が大変とか、今日は夏期講習を頑張ったから、なんて言い訳を考えず、甘さを捨てて、
1日1日を濃く過ごしてください。
さて、先日聞いて驚いた話をひとつ。
夏と言えば花火。
皆さんは花火、しますか?
花火大会などの大掛かりなものではなく、家族や友人と楽しむような花火です。
いわゆる家庭用の花火ですが、最近ではあまり活躍の場がないようです。
さらに言えば、花火を1度もしたことのない子も多いとか。
驚きました。
私の場合、小学生くらいの頃でしょうか。家族と花火をした記憶があります。
夏はいとこがやってきて、一緒に花火をするのが恒例でした。
サマーキャンプでも花火がアクティビティに入っていたように思います。
大学生や社会人になった後も、花火の機会は何度かありました。
多くの子どもたちが「花火をしたことがない」と聞いて、驚くとt同時に寂しい気持ちになりました。
花火をしたことがなくても、何か困ることがあるかと言えばそうではないでしょう。
そうではなくて、花火をしたことがないというのには
「花火をする場所がない」
「花火をする機会がない」
という背景があると思うと寂しいのです。
公園も今ではさまざまな規制があり、我々が幼いころとは事情が異なるようです。
川や海(砂浜)も同様です。
公道での花火は田舎といえどもはやNGでしょうか。
子どもが集まるキャンプや合宿でも、安全面から避けられる傾向にあるようですね。
花火は、するものから見るものになりつつあるのでしょう。
子どもたちにはどんなことでも良いので、多くの経験を積んでほしいと思います。
実際に見たり感じたりしたことは大きな財産になります。
人は経験から学びます。
失敗も成功も経験です。やってみないとどちらも経験できません。
花火だけでなく、子どもたちが経験を積むチャンスがめっきり減ってしまっているようです。
夏休み。どれだけ新しい経験ができるか。
有意義な夏休みになればと思います。

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