講師ブログ
2019年9月3日
お母さんファイト!
こんにちは、小中部の山本です。
夕暮れが早くなってきましたね。
朝晩、過ごしやすくなってきました。
さて、私の目下全力注いでいる、愛しくてたまらない中3生は、「夏を制せば…云々」の夏を乗り越え、日々受験生としての意識を高めていっております。
と言いたいところですが、まだ向き合えない子も多々おり、あの手この手で接している毎日です。
さて、私も受験生の子供を抱えておりますが、世のお母さんたちと同じくヤキモキする毎日です。
勉強している風に見えない、集中している風に見えない、携帯ばかり触ってるなどなど、子供に対して見過ごせず腹の立つことばかり見えてきて、ついガミガミイライラしております。
他所様の子であれば冷静に見えるところ、我が子になればなかなかそうはいきません。
多くの保護者の方から不安の声を聞くたびに、わかるわかる!と思いつつ、偉そうなこと言えへんな、とも思いますが、ここはひとつ、違う考え方に切り替えていこうと思います。
まず、子供の時間の流れと大人の時間の流れはかなりスピードにギャップがあるということ。
子供は今の時間を生きるのに必死で、もっと上手く立ち回れば良いのにと思うことでもゆっくりゆっくり時間を過ごしていきます。
親の心配、あせりとは裏腹に、なんてマイペースなのか、でも、そういう生き物だと思うと怒りも鎮まります。
しなくてはならないこと、大人はあとで頭を打つのがわかっているからこそその失敗をさせたくなくて先回りしてヤイヤイ言ってしまいますが、世のお母様方、ガミガミ役は主として塾や学校の先生に引き受けてもらいましょう。
子供からすれば、塾や学校でうるさく言われた上に、家に帰ってまで言われると気持ちの逃げ場がなくなってしまいます。
親がこの子をなんとかしてあげなければ!の気持ちはわかりますが、実際のところ、なんとかしてあげられることはそう多くありません。
たとえ、手取り足取り口うるさく軌道に乗せても、ここでの場は乗り切ったとしても、また近い将来に同じことが起こったときに、自力で解決できなくなってしまいます。
自立心を持たせることが永遠のカギになってくると思います。
とはいえ、自他共に、なかなか難しいことではありますが、塾の立場として、鬼役は私たちにお任せいただけたら幸いです。
近く開催される保護者懇談会で、お話聞かせていただけるのを楽しみにしています!
山本