進学塾ism

お知らせ/コラム

講師ブログ

こんにちは。小中部・小俣校の森田です。
あんなにも暑かった夏が過ぎ、一気に秋めいてきました。
教室の中は重ね着姿の生徒もいれば、まだまだ半袖半ズボン!といった元気いっぱいの生徒も見られます。
受験生のみなさん、体調はいかがですか?
受験は長丁場です。体の具合はもちろんのこと、心の健康にも注意したいですね。
焦らず、サボらず、周りに流されず!
見据えた目標に向かって前進してください。
さて、最近気になっていることを一つ。
これは受験生に限らずなのですが、特に中学生のみなさん。自宅や自習室で「勉強しよう!」と思ったときに、何から始めているでしょうか?
何から、というのは科目ではなく教材のことです。
以前から子どもたちには直接伝えさせてもらっているので、「またその話か」と思われてしまうかもしれませんが、何度でも言いますし、家庭でも注意して見てみていただきたいのです。
私は、勉強の最初は何よりもまず「教科書」だと思っています。
教科書に書かれていることをきちんと理解する。
覚えるべき単語や漢字、用語が頭に入っている。
理解したうえで教科書に掲載されている問題が解ける。
これらの事柄は、教科書を使って習得していくものです。
それなのに。
そこが未完成なまま、問題集やプリントに挑んでいく子があまりに多いです。
勉強=問題を解く、と思っているのかもしれませんが、確かにそれは「5ページ終わった」のように目に見えるので達成感は得られます。ただ、多くの場合は身にならないままでテストを迎えることになり、「やったのにできない」という負の感情を生みます。
難しいことは言っていません。
問題を解くことから勉強を始めていた人や、勉強しているつもりでも結果の出ていない人は、教科書を中心にした勉強に切り替えなければいけない、ということです。
残念ながら、学校の先生の中にも教科書を蔑ろにした授業をされる方がいるようですが、私は教科書の傷み具合は結果に比例すると思っています(雑に扱えという意味ではないですよ)。
県立高校入試は教科書からの出題です。
教科書を大事にした学習習慣が必要です。
出来ていなかった人は、今日から始めてください。
森田

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